ソフトウエア部門は2~3社が接戦を繰り広げる部門が目立った。新たに設けたCRM/SFAソフト部門は富士通が首位に立った。

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グループウエア

国内大手の首位争い 軍配はネオジャパンに

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 国内の同分野大手2社の首位争いはネオジャパンに軍配が上がった。部門最高スコアだった「コスト」などをはじめ、4項目で全社平均より5ポイント以上高いスコアを獲得した。2位のサイボウズは、全ての項目が平均より5ポイント以上高いスコアだった。グーグルは「性能・機能」が部門最高スコアで3位。大塚商会、NEC、富士通がこれに続く。

ERPパッケージ

上位争いはハイレベル OBCが制する

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 上位2社が全項目で全社平均を5ポイント以上上回るという、ハイレベルな首位争い。制したのはオービックビジネスコンサルタント(OBC)だ。「性能・機能」「運用性」「コスト」が部門最高スコアだった。2位に甘んじたスーパーストリームは「性能・機能」「信頼性」が同社評価の中で高かった。3位の日立システムズは「サポート」が部門最高スコア。回答数が最多のSAPジャパンは、順位こそ8位だが「信頼性」が部門最高スコアだった。

CRM/SFAソフト

初の栄冠は富士通に 信頼性で部門最高点

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 新設部門で首位となったのは富士通。不具合の程度や頻度、セキュリティの評価である「信頼性」で、唯一70ポイントを獲得した。サービス自体の導入のしやすさや運用管理の容易さを尋ねた「運用性」など3項目でも高評価だった。同分野の世界大手セールスフォース・ドットコムが2位。「性能・機能」など3項目で高いスコアを得た。

データベースソフト

IBMが僅差で首位 国内勢は富士通が気勢

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 首位に立った日本IBMは「信頼性」で唯一、80ポイントを超える高スコアを獲得した。2位の富士通は国内勢として唯一のランクイン。「サポート」などの高評価が寄与した。3位の日本マイクロソフトは「コスト」が全社平均を5ポイント以上上回った。日本オラクルは「性能・機能」が部門最高スコアだった。