ハードウエア部門では日本IBMが2冠を達成。国産勢ではNECがPCサーバー、日立製作所がストレージでそれぞれ首位に立った。

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PCサーバー

運用性に強みのNEC HPEの追撃かわす

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 「信頼性」「運用性」「サポート」の3項目で、全社平均を2.5ポイント以上上回ったNECが首位になった。「運用性」は部門最高スコアだったほか、「性能・機能」も平均以上だった。

 2位は日本ヒューレット・パッカード(HPE)。「コスト」が全社平均より5ポイント以上高いスコアだった。富士通と日立製作所が同点の3位だった。

エンタープライズサーバー

IBMが信頼性で最高点 NECはコストでトップ

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 日本IBMは「信頼性」のスコアが部門最高だった。「性能・機能」と合わせて、全社平均より2.5ポイント以上高い評価を獲得した。2位のNECと3位の富士通の差はわずか0.3ポイント。「コスト」のスコアが部門最高だったNECが、僅差の争いを制した。

メインフレーム

2大ベンダーの対決構図 日本IBMが制する

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 日本IBMと富士通の2大ベンダーの争いとなった。「性能・機能」で全社平均を2.5ポイント以上高いスコアを得た日本IBMが首位につけた。「信頼性」「運用性」でも全社平均を上回った。「サポート」は僅差で富士通のほうが高い。

ストレージ

国内大手3社が激突 信頼性で日立が抜け出す

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 国内大手メーカー3社が頂上を争う。首位の座を得た日立製作所は、「信頼性」「サポート」が全社平均を5ポイント以上上回り、部門最高スコアを獲得。「性能・機能」でも高評価だった。2位のNECは「サポート」が、3位の富士通は「信頼性」で、高スコアを得た。4位のネットアップは「性能・機能」が唯一80ポイントを超えて部門最高。日本ヒューレット・パッカードがこれに続く。