楽天グループは2016年9月28日、「Rakuten FinTech Conference 2016」を開催した。世界中の有力なFinTech企業などが一堂に会し、金融サービスの未来が語られた。主な講演やパネルディスカッションのもようをレポートする。
連載
「Rakuten FinTech Conference 2016」レポート
目次
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中国ネット業界の巨人テンセント FinTechに賭ける野望
チャットサービス「QQ」が約9億人、対話サービス「微信(ウィーチャット)」が8億人を突破するなど、中国の巨大ネット企業として市場に君臨する騰訊控股(テンセント)。既に時価総額が2500億ドル(約26兆円)を上回り、その影響力を生かし、最近は金融事業にも注力している。
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新興融資の旗手「オルタナティブレンダー」が見据える未来予想図
「既存の金融機関には、この市場に対する関心と能力が足りていない」――。独クレディテック(Kreditech)のアレクサンダー・グラウブナー=ミュラー創業者兼CEO(最高経営責任者)はサブプライムローン市場について、このように指摘する。
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今の銀行システムに問題あり 国際送金の改革者たちが明かす腹の内
「私は世界を変えたい」――。英Azimo(アジモ)のマイケル・ケント創業者兼CEO(最高経営責任者)は、このように訴える。「Rakuten FinTech Conference 2016」では年間7000億ドルに上るとされる国際送金市場に革新を持ち込もうとする3社が討論した。
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