社員食堂というと、「値段は安いが味はそこそこ」といった印象はないだろうか。しかし近年は、そんなイメージを覆す社食が数多く出てきている。

 食事は毎日のことであり、社食でどんな時間を過ごし、どんな食事を取るかで、従業員の働きぶりも変わってくるかもしれない。IT企業にはどんな社食があるのか、訪問してみよう。

 今回は、携帯電話事業や通信事業を手掛けるソフトバンク株式会社を訪ねた。

ソフトバンク本社の受付
ソフトバンク本社の受付
(撮影:北山 宏一、以下同じ)
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Pepperがお出迎え
Pepperがお出迎え
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日本最大級の社員食堂

 ソフトバンクの本社は、ゆりかもめ線汐留駅から徒歩1分の東京汐留ビルディングにある。同ビルでは現在、1万1000人ほどの社員が働いている。

 社員食堂「Festa」は25階に位置し、窓からはお台場の景色や東京タワーといった絶景が見える。座席数は1150席。ワンフロアすべてを使用した社食は広すぎて、端から端まで一度に見渡すことができないほどだ。

社員食堂「Festa」の入り口
社員食堂「Festa」の入り口
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絶景を眺めながら食事ができる
絶景を眺めながら食事ができる
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