システムを小さいアプリの集合体として実現する「マイクロサービス」。この考え方を、業務システムの構築に生かそうとする取り組みが始まりつつある。システムの改修を容易にして、保守性の向上やトラブルの回避を狙う。業務システムでマイクロサービスを利用するメリットや、コンテナ型仮想化ソフト「Docker」をはじめとする支援ツール、業務システムをマイクロサービス化する際に押さえるべきポイントを紹介する。
連載
システムを「小さく」作る---マイクロサービスのススメ
目次
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一般企業も熱視線を送る「Docker」、その魅力に迫る
コンテナ管理ソフトの「Docker」に注目する企業が増えている。マイクロサービスを採用する上で課題となる運用負荷の大幅な軽減につながる可能性が高いからだ。Dockerの魅力と、最近の動向を見ていく。
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マイクロサービスで不可欠、作業効率化ツールを使い倒せ
システムを小さく作るマイクロサービスを業務システムに生かす際に、作業を効率化するツールの活用が欠かせない。アプリの構築とテストを繰り返す開発作業を支援するCI(継続的インテグレーション)ツールやバージョン管理ツールなど、主要なツールの概要と、効果的な使い方を紹介する。
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業務分野でマイクロサービス採用の機運高まる、狙いは「変更の速さ」
アプリケーションを小さく作る設計手法であるマイクロサービスを業務分野で採用する機運が高まっている。最大のメリットは「変更の速さ」。部分的に改修する、機能を増やすといった変更を素早くできるようにする。この特集では、業務システムにマイクロサービス型の設計を取り入れる前に知っておきたいポイントを紹介する…
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