炎上を繰り返し、ドキュメントの必要性が身にしみてきたプロジェクトマネジャー(PM)の宇佐木さん。

 同期のSE虎岡さんや、後輩のPM補佐である鹿野さんのサポートもあり、ドキュメントについて学び始めました。

宇佐木:うーん。ドキュメントと言われても何を書けばいいか分からないし、この本には具体的なサンプルが載ってない。なかなか難しいねぇ。

鹿野(PM補佐):必要なドキュメントを箇条書きに書き出して、助けてくれるドキュメントを優先して作ってみればいいんですよ。

宇佐木:そうは言ってもねぇ…。もうちょっと勉強しないと書けないよ。

鹿野(PM補佐):勉強勉強言ってる間に、プロジェクトが終わっちゃいますよ!

SE虎岡:ウサさん!博物館から連絡で、また仕様と違うって。

宇佐木:あれ?画像も直ったのにねぇ。

SE虎岡:とにかく、打ち合わせしたいということだから、午後から行こう。

鹿野(PM補佐):仕様と違うって、どこが違うんですか?

SE虎岡:PDFのダウンロードアイコンが、恐竜になってるけどアンモナイトのはずだって。あと、タイトルのフォントサイズが小さいって言ってる。他にも色々あるみたいだ。

宇佐木:アイコンは、恐竜にするって決まったはずだよ!途中で、運営委員会がアンモナイトにしたらどうかって言ってきたけど、館長さんの鶴の一声で恐竜に戻ったはず。

鹿野(PM補佐):タイトルのフォントサイズも、これ以上大きくすると二行になりますけどどうしますか?と確認とったんですけどね。

SE虎岡:鹿野君、その時の議事録午後までに用意して。

鹿野(PM補佐):アイコンの方はありますけど、フォントサイズは電話だったのでないと思います。

SE虎岡:うわー、それはまずいよ。

宇佐木:まずいの?

図3-1●議事録はあるの?ないの?
図3-1●議事録はあるの?ないの?
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