スマホ向けのゲーム開発をしているムゲンコンボの手塚と申します。ITproで「そろそろソシャゲの秘密を語ろうか?」というリレー連載をさせていただいている関係か、今回お声がけいただきました。ザウルスの頃からのガジェット好きとしては、こんな記事を書かせてもらえるなんて大変光栄なことで、喜んで参加させていただきました。
前述の通り、僕はスマホ向けのゲーム開発をしているので、職業柄iPhone 3Gから必ず最新機種を購入するようにしています──というのは表向きな理由で、本当は「ガジェットが好きだから」が理由の85%くらいです。
で今回も買う気満々で色々とiPhone 7の仕様をチェックをしてみましたが、結論から言うと一旦見送りました。なぜでしょうか。
端子類の廃止は英断ながらも時期尚早
まず今回の新機種の大きな特徴と言えば、「防水」「Suica対応」「ホームボタン廃止」「ヘッドフォン端子廃止」、iPhone 7 Plusのみですが「デュアルカメラ」が挙げられます。
ホームボタン廃止とヘッドフォン端子廃止は防水のためとは理解していますが、個人的にはあまりポジティブな変更とは思えません。ホームボタンは慣れの問題ですが、ヘッドフォン端子がないと充電しながら音楽を聞くためにはBluetooth対応のイヤホンが必須となります。
Bluetooth対応イヤホンの最大の問題点は、イヤホンを充電する必要があることと、少しですが遅延があることです。
それほど頻繁に音楽を聴かない僕はイヤホンの充電を忘れることが多く、電池の切れた有線のノイズキャンセリングイヤホンをスルー(ノイズキャンセル機能なし)で使っている本末転倒ぶり。その度に「あー高い買い物した割には使いこなせてないなあ」と反省すること仕切り。Bluetooth接続のイヤホンはそもそも充電してないと一切聞こえませんから、反省する機会がますます増えそうです。