実用品としてのiPhoneは、4sをずいぶん長いこと使って、今年6sに買い換えたばかりです。開発用のターゲット機としては、7もテスト対象に入れていますが、実用品としての興味は今のところありません。

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 iPhone 4sではRetina Display、6では3D Touchがあったので、ソフトウエアの作り方に工夫が必要になるかもしれないという興味があって買いました。しかし7は開発者に対するアピール点は特にないように感じています。

 例えば、新しいホームボタンは触ってみたいと思います。しかし、アプリのコードからホームボタンの機能を直接操れることはないでしょうから、強い興味は湧きません。もし、ハプティクス機能をアプリから制御できたりするなら、すぐにでも7を買いに走るかもしれません。

 本体のスピーカーがステレオになるのは全く興味を引きません。仕事するときは、iPhoneは開発ターゲット機でもあるので、常にMacBook Proがそばにあります。私が音楽を聴くのは、仕事の調子を変えたいときくらいなので、iCloudで保存しているものを再生するのはMacで充分です。

 もし、iPhoneの幅を大きく超え、操作者の背後にも音を回り込ませることができるようなすごい音響技術が搭載され、それをソフトウエアで制御できるのなら話は別ですが。同じく、ヘッドフォン端子の件も、現状では興味なしです。

 電池が持つようになるのは嬉しいですし、7 Plusの新型2眼カメラはちょっと興味あります。しかし買い換えようという気持ちまではいきません。電池はポケモンGOをやるときもモバイルバッテリーを持ち歩かなくて済むようになり、カメラはお月様が見たままに写るレベルになったらいいのですが。