例年この時期になると、社内で見知った顔に会うたびに「iPhone、買いますよね?」と声を掛けられる。どうやら毎年iPhoneを買い換えている男と思われているらしい。

 実際はというと、これまで「iPhone 3GS」→「iPhone 4S」→「iPhone 5」→「iPhone 6 Plus」と、ほぼ2世代おきに買い換えてきてた。4Sと5が続いているのは、確かソフトバンクのキャンペーンか何かで、それほど追加の負担なく新機種に乗り換えられるという話に乗っかったためだ。

 そんなわけで、もともと今回は迷わず買い換える予定だった。事前に流れていた情報から、どうやら外観デザインは大きく変わらないとのことだったので、ならば多少なりともニューモデル気分が味わえる新色にしよう、ストレージ容量も新たに登場するらしい256GBモデルを、どうせならSIMフリーモデルで、と決めていた。

4.7インチか5.5インチか、それが問題だ

 直前まで迷ったのが、4.7インチの「7」にするか、5.5インチの「7 Plus」のどちらにするか(図1)。iPhone 6 Plusを使っているので、大画面のありがたさは身に染みて分かっているつもりだが、気になる点も多々あったからだ。

図1●iPhone初のデュアルカメラシステムが印象的な「iPhone 7 Plus」。話題性という点では、間違いなくこちらだが……。
図1●iPhone初のデュアルカメラシステムが印象的な「iPhone 7 Plus」。話題性という点では、間違いなくこちらだが……。
(出典:アップル)
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