ITには大いなる可能性と危険性がありますが、結局はソフトウエアの問題に尽きます。ソフトウエアの構想、企画、設計、開発、保守のやり方をどう良くしていくのか。ソフトウエア人材の将来像は。日本製ソフトウエアを輸出できないのか。
ソフトウエアの諸問題と対策を日本や世界の論客の方々、そしてITpro読者の皆さんと考えていきます。
ITには大いなる可能性と危険性がありますが、結局はソフトウエアの問題に尽きます。ソフトウエアの構想、企画、設計、開発、保守のやり方をどう良くしていくのか。ソフトウエア人材の将来像は。日本製ソフトウエアを輸出できないのか。
ソフトウエアの諸問題と対策を日本や世界の論客の方々、そしてITpro読者の皆さんと考えていきます。
AI(人工知能)は今、3回目のブームだそうである。機械学習や深層学習(ディープラーニング)など、以前は存在しなかった技術がブレークスルーを起こしつつある。今回のブームにおける重要な変化は、AIが人間から教わらなくても、収集されたデータから自ら学習するようになったことである。
日本のソフトウエア職は若者の関心を呼ばない。ITがビジネスの中核能力となっている今、この状況の放置は日本産業が自殺に向かうことに等しい。これは米カリフォルニア大学バークレー校のRoberte E.Cole(ロバート・コール)名誉教授による指摘である。
ソフトウエアが重要であり、それを担う人材を登用すると日本の経営トップは公言しているのか。これは米カリフォルニア大学バークレー校のRoberte E.Cole(ロバート・コール)名誉教授による問題提起である。
「ソフトウエアは複雑である」。本欄読者であれば、納得いただけると思います。ソフトウエアの複雑性とは何なのか、その複雑性を可視化するにはどうしたらよいのかについて私見を述べます。
ビジネスモデルの青写真とITアーキテクチャを包含したものが「エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)」です。そしてEAをまとめ、維持し、進化させていく力を持つ専門職「ITアーキテクト」が今まで以上に重要になっています。
ビジネスモデル変革を実践するための方法論として、「ビジネスアナリシス」を使うことをお勧めしたい。ビジネスアナリシスとは「ニーズを定義し、ステークホルダーに価値を提供するソリューションを推奨することにより、エンタープライズにチェンジを引き起こすことを可能する専門活動」である。
エンタープライズデータモデルの策定について、DMBOK Guideの「データアーキテクチャ管理機能」のアクティビティを紹介しながら解説する。エンタープライズデータモデルは、データマネジメントの土台になる最重要成果物の一つである。
技術の進歩が早い現在、IT人材に自己研さんが必要なのはいうまでもない。しかしながら、日本のIT人材の所属先の諸環境を考えると、自己研さんだけでは不十分と筆者は考える。
ソフトウエアは物事を変換しうる本質を持つ。日本のビジネスリーダーはこのことへの理解が遅れていた。“ものづくりイデオロギー”の成功で、ソフトウエアをハードウエアのためのものとみなしてしまうようになった。