中国レノボは2016年9月2日から7日までドイツ・ベルリンで開催された「IFA 2016」に合わせて、多目的キーボードを搭載した世界最薄・世界超軽量の2-in-1デバイス「Yoga Book」などの新製品を一挙発表した(写真1)。

写真1●IFA 2016のレノボブース
写真1●IFA 2016のレノボブース
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平坦キーボードがペンタブにもなる「Yoga Book」

 レノボブースの中で最も注目を浴びていた新製品が、画面が360度回転するコンバーチブル型の2-in-1デバイス「Yoga Book」だ。キーボードに相当する部分が平坦な板状になっており、キーボードまたはペン入力用のタブレットとして機能するのが最大の特徴になる(写真2)。

写真2●Yoga Book
写真2●Yoga Book
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 パッド上のボタンをタッチすると、バックライトが点灯してキーボードが有効になる。キーボードをオフにすると、全体をペンタブレットとして利用できる(写真3、4)。

写真3●キーボードのバックライトを表示した状態
写真3●キーボードのバックライトを表示した状態
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写真4●キーボードをオフにするとペン入力用タブレットに
写真4●キーボードをオフにするとペン入力用タブレットに
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 物理的なキーストロークはないものの、キーにタッチするとわずかな振動が得られる仕組み。さらにユーザーの入力のクセを学習することで、ソフトウェア的にタッチタイピングを支援する機能を備えるという(写真5)。

写真5●タイピング時には振動によるフィードバックがある
写真5●タイピング時には振動によるフィードバックがある
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