ドイツ・ベルリンで2016年9月2日から開催中の「IFA 2016」では、「iPhone 7」とみられる新型iPhoneに対応したケースなど、多数のアクセサリーが展示された(写真1)。

写真1●IFA 2016会場に並んだ多彩なiPhone 7/7 Plus用ケース
写真1●IFA 2016会場に並んだ多彩なiPhone 7/7 Plus用ケース
(撮影:山口 健太、以下同じ)
[画像のクリックで拡大表示]

 これらの展示をもとに、米アップルが9月7日に開催するイベントで発表が期待される新型iPhoneについて改めて予想したい。

基本的な形状はiPhone 6sを踏襲か

 これまでのiPhoneは2年ごとに大きく変化してきた。直近では2014年のiPhone 6において、画面サイズが大型化し本体デザインも大きく変わったことは記憶に新しい。その翌年、2015年のiPhone 6sでは前モデルの基本デザインを踏襲しつつ、3D Touch機能の追加やカメラなどをアップデートした。

 だが、2016年に期待される「iPhone 7」ではこのパターンを外れ、基本的な形状はiPhone 6s/6s Plusを踏襲するとみられる。IFA 2016に出展した多くのケースメーカーも、同じモックアップを使っていた(写真2)。

写真2●ケースメーカーが展示した、iPhone 7のモックアップ
写真2●ケースメーカーが展示した、iPhone 7のモックアップ
[画像のクリックで拡大表示]

 会場には既に多数のiPhone 7/7 Plus用ケースが並んでいた。サイズはiPhone 6s/6s Plusとほぼ同サイズに見えるが、ケースメーカーの担当者は「本体サイズは全く同じではなく、わずかに異なる」と説明する(写真3)。

写真3●会場内にはiPhone 7/7 Plus用ケースが大量に並んだ
写真3●会場内にはiPhone 7/7 Plus用ケースが大量に並んだ
[画像のクリックで拡大表示]

 実際にiPhone 7用のケースに現行のiPhone 6sを問題なく装着できた。マナーモードや電源ボタンなど、本体側面のインタフェースも大きく変わらない位置にあるとみられる(写真4、5)。

写真4●iPhone 7用ケースにiPhone 6sを装着した
写真4●iPhone 7用ケースにiPhone 6sを装着した
[画像のクリックで拡大表示]
写真5●本体側面のインタフェースはほぼ同じ位置
写真5●本体側面のインタフェースはほぼ同じ位置
[画像のクリックで拡大表示]