中国ZTEは2016年9月1日(現地時間)、ドイツ・ベルリンで開催される家電見本市「IFA 2016」に先駆けてプレスカンファレンスを開催し、AXONシリーズの最新スマートフォン「AXON 7 mini」を発表した。日本での発売も予定している(写真1)。
発表イベントには、ZTE端末事業部門CEOのアダム・ツェン氏が登壇。5月に発表したフラグシップスマートフォン「AXON 7」は、欧州や米国、アジアに展開しており、いずれも高い評価を受けているとして、好調ぶりを語った(写真2)。
新製品の「AXON 7 mini」の詳細は、ZTE端末事業部門Product and Technology担当バイスプレジデントのWaiman Lam氏が発表した。AXON 7の特徴であるオーディオ機能を受け継ぎつつ、画面サイズや画面解像度、CPUなどを変更した派生モデルになる(写真3、4)。
Lam氏は「AXON 7 miniのスペックの中でも特に重要な機能、それがオーディオだ」と強調。本体前面にデュアルスピーカーを搭載し、サラウンドサウンド「Dolby Atmos」にも対応。専用チップの搭載によりハイレゾ音源を高い品質で再生できることを、他社スマートフォンとも比較しながらアピールした(写真5、6)。