台湾エイサーは2016年8月31日、ドイツ・ベルリンでの開催される家電見本市「IFA 2016」に先駆けてプレスカンファレンスを開催し、第7世代Coreプロセッサーを搭載した超薄型ノートPCなどの新製品を一挙発表した。

 発表イベントには、エイサーCEO(最高経営責任者)のジェイソン・チェン氏が登壇。2016年にエイサーは創業から40周年を迎えることに触れ、「PC製品だけでなくスポーツやシニア向け、ペット向けデバイスなど、製品展開を拡大していく」(チェン氏)と宣言した(写真1)。

写真1●台湾エイサーCEOのジェイソン・チェン氏
写真1●台湾エイサーCEOのジェイソン・チェン氏
(撮影:山口 健太、以下同じ)
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 コンピューティング製品については、「我々のコア事業である」(チェン氏)と位置付ける。チェン氏は同社の製品が世界各地で高く評価されていることを挙げ、米Amazon.comではノートPCやディスプレイ、Chromebookなど複数のカテゴリーでベストセラーを獲得していること、EMEA市場ではエイサーの2-in-1型PCがあらゆる価格帯でシェアを拡大していることをアピールした(写真2)。

写真2●EMEA市場でエイサーの2-in-1製品がシェアを拡大
写真2●EMEA市場でエイサーの2-in-1製品がシェアを拡大
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 新製品としては、クラムシェル型の「Swift 7」を始めとするSwiftシリーズ、コンバーチブル型の「Spin 7」を始めとするSpinシリーズを発表した。

 フラッグシップモデルの「Swift 7」は、厚さ9.98mmの超薄型クラムシェル型ノートPC。厚さ10mmを切るクラムシェル型ノートPCは、エイサーによれば世界初という(写真3)。

写真3●Swift 7
写真3●Swift 7
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