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米国発! Appleニュースの読み解き方

カメラとしてのiPhoneを確固たるものにするiOS 11の進化

松村 太郎=ジャーナリスト 2017/07/05 ITpro

 米アップルは「WWDC 2017」で発表したiPhone/iPad向けの次期ソフトウエア「iOS 11」のパブリックプレビュー版を公開した。あくまで自己責任で使う必要があるが、秋にリリースされるソフトウエア体験を先取りできる。

iPhoneのカメラ
(撮影:松村 太郎)
[画像のクリックで拡大表示]

 iOS 11には様々な新機能が搭載されている。特にiPad向けiOS 11は、操作性を劇的に変化させ、「PCの代替」というゴールの実現に向けて大きく前進することになった。

 iOS 11とiPhoneの組み合わせも様々な新しい体験をもたらす。我々にとって最も影響力の大きな変化は、カメラ周りだと考えられる。

新しいフォーマットのメリットは絶大

 iOSではこれまで、カメラでの撮影の際、JPEG形式の写真、H.264形式のビデオが保存されてきた。iPhone 7のカメラは1200万画素まで強化されており、4Kの動画撮影に対応する。

新しいファイルフォーマット「HEIF」の紹介
(撮影:松村 太郎)
[画像のクリックで拡大表示]

 アップルはiOS 11で、写真は「HEIF(High Efficiency Image Format)」、ビデオは「HEVC(High Efficiency Video Codec)」で記録すると発表した。保存形式の仕様は変更されるが、撮影、共有、アプリでの活用など、普段iPhoneで写真やビデオを扱ううえでの変化はない。

 この新フォーマット最大のメリットは、写真やビデオの保存サイズを半減させられることだ。現在、iPhone 7で撮影される写真の平均的な画像サイズはJPEG画像で1MBから4MB。被写体によって変化する。これがHEIFでの保存になると半減する。ほとんどの写真が2MBを上回らなくなるということだ。単純に考えて、2倍の枚数を保存できるようになる。

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