小倉大介です。現在SNSサービスを構築中です。

 「Facebook最近、つまんない」「アクセスしなくなった」――のような「Facebook衰退(オワコン)論」をちょっと前まではよく見かけました。でも最近あまり聞かなくなってきましたね。それもそのハズFacebookは絶好調だからです。

(提供:123RF)
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 実際、衰退どころか国内の月間アクティブユーザー(MAU)は2100万人(2013年)から2500万人(2015年)と20%も成長しています(同社がイベントなどで公表した数字)。この成長を前にFacebook衰退論そのものが衰退してしまいました。そこで今回はFacebook衰退論がどこから来たのか?そして、なぜFacebookは衰退論を超えて成長し続けられるのか、考察してみましょう。

Facebook衰退論が出てくる理由

 Facebook衰退論自体が正しくないので憶測の域を出ませんが、衰退論がしばしば出てくるきっかけの一つはおそらく、「衰退論者の周りで投稿数が減っている」であろうと私は考えています。

 「あの人もこの人も最近投稿しない…こりゃFacebookオワコンだな。たぶん理由は…」とFacebook衰退論者は考えたのでしょう。実際は利用者が増えているのにも関わらず、です。