Excelが備える「ピボットテーブル」機能は、大量のデータを多様な角度から集計する際に便利な機能だ。いわゆるビッグデータブームで身近になった「データ解析」の初歩の初歩でもある。

 「ピボット(pivot)」とは「回転軸」「~に回転軸を設ける」などの意味を持つ。大量のデータに対して、任意の分析の軸(ピボット)を設けて表(テーブル)を作れるわけだ。

 “Excelちょい達人”を目指す本特集では、便利だとは知っていてもなかなか手を出せなかった人のために、Excelのピボットテーブル機能を初歩から解説する。短期間でこの便利機能を一通り使えるようになろう。