iPhoneの標準アプリ「メモ」は非常に便利で、以前の短期集中連載でも取り上げた(関連記事:iPhoneの「メモ」は紙のメモを超越した)。特に、メモと「Google Keep」を使ったデバイス間共有について紹介したが、ほかにも、デバイス間またはユーザー間でメモを共有する方法がいくつかある。

 特にお勧めするのは、iPhoneの標準メモをGmailアカウントと同期する機能を利用する方法だ。この機能を使うと、メモの内容をメールアプリでチェックできるようになる。パソコンでもGmailを開くだけでメモを確認できる。メモをそのままメールとして転送できるので、内容を人に伝える際にも手軽でいい。

 通常、iPhoneのメモをWindowsパソコンで見ようとすると、アップルのクラウドサービス「iCloud」に、Webブラウザーでログインする必要がある。その都度ブラウザーから開くのが面倒だ。Gmailのメモなら、受信したメールと同じように操作できる。

 ただし、Gmailで扱えるメモはテキストだけなので気をつけてほしい。写真を貼り付けたり手書きデータを扱ったりはできない。標準メモの活用方法の一つとして、知っておくと役立つだろう。

iPhoneの設定画面で「メール/連絡先/カレンダー」をタップする。
iPhoneの設定画面で「メール/連絡先/カレンダー」をタップする。
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Gmailのアドレスを選択する。ここに表示されていない場合には、アカウントを追加する。
Gmailのアドレスを選択する。ここに表示されていない場合には、アカウントを追加する。
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GmailのアカウントでメモをONにする。
GmailのアカウントでメモをONにする。
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Gmailのアドレスを選択する。ここに表示されていない場合には、アカウントを追加する。
Gmailのアドレスを選択する。ここに表示されていない場合には、アカウントを追加する。
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iPhoneで作成したメモがGmailでメールのようにチェックできる。メモはGmailのアプリでは「Notes」というフォルダーに表示される。
iPhoneで作成したメモがGmailでメールのようにチェックできる。メモはGmailのアプリでは「Notes」というフォルダーに表示される。
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