米マイクロソフトは、2016年1月20日にWindows 7/8.1における「Skylake」以降のプロセッサのサポートについての方針をブログ上で発表した。Skylakeは米インテル製CPUの開発コード名で、最新の第6世代Coreプロセッサーにあたる。

 基本的な方針としては、今後登場する新しい世代のプロセッサは、Windows 10でのみサポートするとし、Windows 7/8.1では、リストに掲載された製品のみを限定サポートするとした。この発表の後に日付が延長されるなど、ちょっとした混乱が見られた。

 マイクロソフトが方針を変更したのには、理由がある。ここでは、その理由とともに今後のWindows 7のサポート状況について確認しよう。

最新CPUのサポートについて伝えるマイクロソフトの公式ブログ。2016年1月20日版
最新CPUのサポートについて伝えるマイクロソフトの公式ブログ。2016年1月20日版
https://blogs.windows.com/japan/2016/01/20/windows-10-embracing-silicon-innovation/
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2016年3月19日にマイクロソフトは情報をアップデートした。
2016年3月19日にマイクロソフトは情報をアップデートした。
https://blogs.windows.com/japan/2016/03/19/updates-to-support-policy-for-skylake-devices-running-windows-7-and-windows-8-1/
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 Windows 7のサポートライフサイクルは、変更になっていない。Windows 7では、既にメインストリームサポートフェーズが2015年1月で終了している。最終サービスパックは、2011年3月に配布されたService Pack 1である。延長サポートフェーズは、2020年1月まである。

 マイクロソフト製品のサポートライフサイクルを確認するには、大きく二つの方法がある。Windowsは、「Windowsライフサイクルのファクトシート」というページがあり、ここに概要がまとめてある。このページには、英語版、日本語版があり、翻訳の関係か日本語版の更新が若干遅れる場合がある。正確な確認には、英語版ページを利用した方がよいだろう。

Windowsライフサイクルのファクトシート(日本語版)
Windowsライフサイクルのファクトシート(日本語版)
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/13853/windows-lifecycle-fact-sheet
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Windowsライフサイクルのファクトシート(英語版)
Windowsライフサイクルのファクトシート(英語版)
https://support.microsoft.com/en-us/help/13853/windows-lifecycle-fact-sheet
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