若い女性は飲食店に行く前にInstagramで検索するのをご存知だろうか。Instagramで店の名前で検索すれば、その店で人気のメニューが分かるので、選ぶときの参考になるからだ。今や、食べログやぐるなびではなく、Instagramで検索して出掛けるというのが若い女性のスタンダードになりつつあるのだ。

図1●「#博多ラーメン」で調べると美味しそうな写真がずらっと並ぶ
図1●「#博多ラーメン」で調べると美味しそうな写真がずらっと並ぶ
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 あるユーザーは「『#博多ラーメン』などのハッシュタグで検索し、出てきた写真の中で美味しそうな写真を選ぶことが多い(図1)。タップすると店の情報も手に入るので便利」と話す。特に飲食店の場合、美味しそうかどうかが大きなポイントだ。見た目で選んだ後、コメントなどから口コミを見て店舗情報を得ることで、好みの店をセレクトできるというわけだ。

 Facebookなどは公開範囲を友だち限定にしている人も多いが、Instagramなら全インターネットに向けて公開している場合が多い。おまけに最新の情報が得られるため、求める情報が取りやすいのである。

 Instagramは食品や飲料の販売促進ととも、飲食店への来店促進にも利用できる。今回は、飲食店や食品・飲料を中心としたInstagramでのビジネス活用を考えていく。これまでと同様、他の業界や商材でも参考になる内容なので、ぜひ一読してほしい。