ネットワークカメラは、これまでにない進化を始めている。エレコムの「NCC-EWF100RWH」は、無線中継機能を内蔵するネットワークカメラ。自宅などを撮影するだけでなく、弱い無線LAN環境を強化できるのが特徴だ。
本体サイズは幅53×奥行き40×高さ95mmと小型で、重量は90gしかない（どちらも台座を除く値）。金属製の台座が付属しており、カメラ部分の向きを自由に動かせる。撮影範囲の調整はしやすい。
ただ、固定するには付属の六角レンチで台座のねじを回さなければならない。また、ちょっとした衝撃でカメラ部分の向きが変わる。その衝撃で固定していたねじが緩むこともあった。付属の台座を使うなら、定期的にカメラの向きを確認したほうがよさそうだ。
カメラと台座は分離できる。固定には、一般的なカメラの三脚用ねじ（1/4インチサイズ）を使う。市販されているカメラ用アクセサリーも利用できる。付属の台座に不満なら、市販品のアクセサリーを使うとよいだろう。
エレコムの「NCC-EWF100RWH マイク無しモデル」は、無線LANの中継機能を備えるネットワークカメラ。実売価格は9000円。スピーカーとマイクを搭載し、スマートフォンのアプリを通じて通話できる「NCC-EWF100RMWH マイク有りモデル」（予価1万3000円）という上位機種の発売も予定されている。
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右側側面には有線LAN端子を備えており、有線接続もできる。
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左側側面には、MicroSDカードスロットと電源スイッチ、WPS/初期化ボタンがある。
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カメラの向きは上下左右に動かせる。位置を固定するには付属の六角レンチが必要。カメラの保護カバーは付けたまま撮影できる。
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レンズの視野角は水平115度、垂直90度と広い。レンズを保護するカバーを備えており、飛んでくる埃や砂などからレンズを守る。カバーは黒味がかった透明なプラスチックで、装着したまま撮影できる。取り外すことも可能だ。
レンズを回すとピントを調節できる。至近距離にある被写体にも、ピントを合わて撮影できる。
