画面1●Android版の「パスワードマネージャー」。カラフルだがシンプルなデザインで、iOS版とほぼ共通だ
画面1●Android版の「パスワードマネージャー」。カラフルだがシンプルなデザインで、iOS版とほぼ共通だ
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 「パスワードマネージャー」は、トレンドマイクロが開発したパスワード管理アプリだ。Windows版、Android版、iOS版、そしてOS X(Mac)版がある(画面1)。

 各アプリは体験版として無償で配布されており、全ての機能が利用できる。ただし、保存できるパスワード情報は5個までに制限される。本格的に使うなら、製品版を購入する必要がある。

 製品は利用期間に応じて料金を支払う形態で、1年1831円、2年3271円、3年4299円の年額版と、月額154円の月額版が用意されている。年額版は、家電量販店でもシリアルコードが販売されている。また、iOS版は、App Storeを使うアプリ内購入に対応。1年の年額版を1800円で購入できる。

 ライセンスを購入したユーザーは、使用する全てのデバイスでパスワードマネージャーが利用できる。アプリを利用するには、「トレンドマイクロアカウント」が必要。初回起動時のみこのアカウントでログインし、次に暗号化のためのマスターパスワードを設定/入力する。2回目以降は、マスターパスワードの入力のみでアプリが使えるようになる。

 iOS版は、Touch ID(指紋認証)でもアプリを使える(画面2)。ユーザーがマスターパスワードを忘れるとデータが復号できなくなるのは、他社製品と同じだ。

画面2●アプリ使用時は、マスターパスワードのみを入力する。iOS版はTouch IDに対応する
画面2●アプリ使用時は、マスターパスワードのみを入力する。iOS版はTouch IDに対応する
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