図1●Maker Faire Tokyo 2015で展示した様子
図1●Maker Faire Tokyo 2015で展示した様子

 マイコンボードの「なのぼ~どAG」を使って実現した、ジェスチャーなどで動かせる風車「レインボー風車」。イベント「Maker Faire Tokyo 2015」に出展して人気を集めました(図1)。これをRaspberry Piへ移植する作業を進めています。

 レインボー風車は、ジェスチャー操作を可能にする「Kinect」と距離センサーを使って実現しています。Kinectの前で右手を挙げると右回転、左手だと左回転で風車が回ります。距離センサーに手をかざしても動すことができ、BGMも同時に流れます。プログラムはScratchで作成しました。風車が回る仕組みもベアリングや歯車を使うなど、一から考えて作りました。自宅でデモした動画も公開しています。

図2●ラズパイに距離センサーをつないでテストしているところ
図2●ラズパイに距離センサーをつないでテストしているところ

 これをRaspberry Piに移植するため、Pythonの勉強を始めました。KinectはRaspberry Piでは使えないため、距離センサーを利用する予定です(図2)。

 こうした成果を2015年の夏休みの自由研究として学校に提出しました(図3)。

図3●夏休みの自由研究として提出
図3●夏休みの自由研究として提出