Googleは、3種類のストリーミングプレーヤーを販売している。「Chromecast」「Chromecast Audio」「Nexus Player」だ。このうち、動画を再生できるのは、ChromecastとNexus Playerの2種類。Chromecast Audioは音楽専用のプレーヤーだ。

 ChromecastとNexus Playerの一番の違いは、操作方法。Chromecastは、パソコンやスマホ、タブレットとWi-Fiを使って連携し、動画や音声をテレビで再生する。

 これに対し、Nexus Playerはリモコンを使って操作することも可能なストリーミングプレーヤーだ。また、別売の「ゲームパッド」を接続して、ゲームアプリを楽しむこともできる。

Googleは3種類のストリーミングプレーヤーを販売している。そのうち動画に対応するのはChromecastとNexus Playerの2種類。写真手前がChromecast、奥がNexus Player。直販価格は前者が4980円、後者が1万2800円
Googleは3種類のストリーミングプレーヤーを販売している。そのうち動画に対応するのはChromecastとNexus Playerの2種類。写真手前がChromecast、奥がNexus Player。直販価格は前者が4980円、後者が1万2800円
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配信サービス公式アプリの対応状況。非対応のサービスも、いったんパソコンの「Chrome」やAndroidで表示すれば、画面転送機能「Google Cast」でテレビに映すことが可能だ。
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配信サービス公式アプリの対応状況。非対応のサービスも、いったんパソコンの「Chrome」やAndroidで表示すれば、画面転送機能「Google Cast」でテレビに映すことが可能だ。

 Chromecastを操作するには、パソコンやスマホ、タブレットを使用する。また当然だが、インターネットに接続できる家庭内Wi-Fi環境と、HDMI端子を備えたテレビまたはディスプレイも必要だ。

 Chromecastは小型であることもあって、本体はいたってシンプルだ。

 本体にあるのは、給電用のMicro USB端子とリセットボタン、HDMIケーブルだけ。HDMIケーブルをテレビのHDMI入力端子に接続し、電源ケーブルをMicro USB端子に接続すれば、設置作業は完了する。

ChromecastはGoogleが発売するストリーミングプレーヤー。写真の黒色のほか、赤色と、Googleストア限定の黄色がある
ChromecastはGoogleが発売するストリーミングプレーヤー。写真の黒色のほか、赤色と、Googleストア限定の黄色がある
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Chromecastの本体サイズは幅51.9×奥行き51.9×厚さ13.49mmで小型。重量は39.1gと軽い
Chromecastの本体サイズは幅51.9×奥行き51.9×厚さ13.49mmで小型。重量は39.1gと軽い
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小型かつ軽量なので、テレビの裏側にぶら下げておける。設置場所には困らない。
小型かつ軽量なので、テレビの裏側にぶら下げておける。設置場所には困らない。
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