日本HPの「HP Elite x2 1012 G1」は12型タッチ液晶を備えたWindows 10タブレット。背面に備えたキックスタンドにより自立し、オプションのキーボード付きカバーと組み合わせることでノートPCとして使えるのが特徴だ。マイクロソフト「Surface」シリーズやレノボ「ideapad MIIX 700」など、同スタイルのライバル機も多いジャンルだが、本機は法人向け「HP Elite」シリーズのラインアップで、ビジネスユースに主眼を置いたマシンだ。米軍調達基準「MIL-STD 810G」試験をクリアした高い堅ろう性を備え、セキュリティチップの搭載、BIOSレベルでのセキュリティ機能など備える。指紋認証センサーを搭載するほか、筆圧感知に対応したデジタイザーペンも標準装備。オプションのキーボードはバックライト内蔵で実用性の高いものとなっている。

 CPUやストレージなどが異なる構成も用意されており、最小構成がCPUにCore M3-6Y30(0.9GHz)、メモリー4GB、ストレージ128GB、OSにWindows 10 Homeを搭載して9万9800円(税別)。このほか、OSにWindows 10 Proを搭載したCore M5-6Y54(1.1GHz)、Core M7-6Y75(1.2GHz)モデルがあり、LTE通信モジュール搭載モデルも用意されている。販売は同社の直販サイト「HP Directplus」で扱われ、法人向け、個人向けの両サイトから購入できる。

「HP Elite x2 1012 G1」。最小構成の直販価格は9万9800円(税別)。同社の法人向け販売サイトのほか、個人向けサイトでも購入可能だ。
「HP Elite x2 1012 G1」。最小構成の直販価格は9万9800円(税別)。同社の法人向け販売サイトのほか、個人向けサイトでも購入可能だ。
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●HP Elite x2 1012 G1主な仕様(価格は下記構成の場合)
CPUCore m3-6Y30(0.9GHz)
メモリー4GB
ストレージ128GB
液晶12型WUXGA+(1920×1280ドット)
本体サイズ幅300×奥行き213.5×高さ8.05mm(タブレット)
幅300×奥行き213.5×高さ13.45mm(キーボード装着時)
重さ820g(タブレット)
約1.205kg(キーボード装着時)
バッテリー駆動時間約8時間(JEITA2.0)
主なインタフェース本体:USB3.0×1、USB Type-C 3.1×1(Thunderbolt 3対応)、
無線LAN(802.11ac)、Bluetooth 4.2、WiGig Combo、microSDメモリーカード
OSWindows 10 Pro 64ビット
価格*114万4800円(税込)
*1 価格は「トラベルキーボード」が付属した上記構成モデルの場合