NECパーソナルコンピュータのモバイルノート「LAVIE Hybrid ZERO」シリーズに11.6型のデタッチャブルモデル「HZ300/DA」がラインアップされた。デタッチャブルモデルはキーボードと液晶が分離する機構を備えたマシンであり、液晶部分だけでWindows 10タブレットとして使えるのが特徴だ。
基本性能は液晶が11.6型フルHD、CPUにCore m3-6Y30(0.9GHz)、4GBメモリー、ストレージは128GBのフラッシュメモリーを搭載する。店頭販売モデルは「HZ300/DA」(実勢価格約18万9000円)のほか、LTE通信対応(SIMロックフリー)モデル「HZ330/DA」(実勢価格約20万5000円)、Pentium 4405Y搭載のタブレット単体モデル「HZ100/DA」(実勢価格約13万5000円がある。いずれも「Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス」が付属する。
シリーズ名の「ZERO」は「Zero Gravity(無重力)」からとっており、重力を感じさせない軽さがウリ。重さは798g、タブレット部分のみならば410g。タブレット単体モデル「HZ100/DA」ならば398gと、11.6型Windowsタブレットとして世界最軽量という。現行のライバル機と比べると、10.8型「Surface 3」が641g、9.7型「iPad Air 2」の437gなので、かなり軽いといえそうだ。
実際に手にしてみると樹脂製の展示用モックかと思わせるほどだ。本体の厚さは7.6mm、キーボードドッキング時でも17.9mmと、2cmを切るスリムボディーだ。もちろん、ただ薄くて軽いだけのマシンではない。基本的な使い勝手や盛り込まれた機能などを細かくチェックしていきたい。
  | HZ330/DAS(LTEモデル) | HZ300/DA(3Dカメラモデル) |
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CPU | Core m3-6Y30(0.9GHz) | |
メモリー | 4GB | |
ストレージ | 128GB | |
本体サイズ | タブレット:幅292×奥行き192.5×高さ7.6mm キーボード装着時:幅294×奥行き206.5×高さ17.9mm | |
重さ | タブレット:約410g キーボード装着時:約798g | |
主なインタフェース | 本体:USB3.0(Type-C)×1、 無線LAN(11ac)、 LTE、Bluetooth、 microSDメモリーカード キーボード:USB 3.0×2、HDMI出力 | 本体:USB3.0(Type-C)×1、 無線LAN(11ac)、 Bluetooth、 microSDメモリーカード キーボード:USB 3.0×2、HDMI出力 |
OS | Windows 10 Home 64ビット | |
オフィスソフト | Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス | |
価格* | 20万5000円 | 18万8000円 |