7月22日に日本でもサービスが始まった「Pokemon GO(ポケモンGO)」は、アメリカのナイアンティックと任天堂の関連会社である株式会社ポケモンが共同開発したゲーム。位置情報と拡張現実(AR)を利用して、日常の世界の中でポケモンを捕まえてバトルしたりポケモンを育てたりできる、スマートフォン向けのゲームだ。

図1●「Pokemon GO」公式サイトのトップページ
図1●「Pokemon GO」公式サイトのトップページ
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 先にサービスが開始されたアメリカやヨーロッパなどでの人々の熱狂ぶりが報道されてきたが、開始以来、日本もほかの国に負けない盛り上がりを見せている。

 ところで、このポケモンGO、ナイアンティックがGoogleの一部だった頃に開発したゲーム「Ingress」をベースとしている(その後ナイアンティックはGoogleから独立した)。ポケモンGOで使うポケストップやジムの位置は、Ingressで使われる「ポータル」がベースとなっている。

図2●ポケモンGOの画面
図2●ポケモンGOの画面
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図3●同じ場所をIngressで表示したところ
図3●同じ場所をIngressで表示したところ
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