自宅の居間のテレビにはアマゾンのFire TVが接続してあり、アマゾンのプライム・ビデオから好きなものを見たり、Fire TVのAbemaTVアプリでAbemaTVを見たり、DLNAクライアントアプリを使ってPCで録画した番組を見たりしている。これがとても快適で、階下の事務所で仕事をしているときなどに、Fire TVと同じコンテンツが気軽に楽しめたらいいな、と思うようになった。

 そこで浮かんだアイデアが、久しぶりにアマゾンのタブレット「Fire」を使うことだった。2015年の発売後すぐにプライム会員向けのクーポン価格、4980円で購入した7インチ画面のタブレットである。割引がなくても8980円というお手軽価格で、発売当時話題となった。このタブレットを仕事机の片隅に置いておき、プライム・ビデオやAbemaTVを見ればよいと思ったわけだ。このFireについては、以前本連載で自腹レビューを書いているので参考にしてほしい。

以前購入したFire 7タブレット。2015年モデルである
以前購入したFire 7タブレット。2015年モデルである
(撮影:青木 恵美、以下同じ)
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 また筆者がKindleで読む本は、カラーやビジュアル中心なものが多めだ。Fireタブレットは解像度が低めだが、コミックやカラーのビジュアル本(テキストを含まずページが1枚の画像として扱われている本)を気軽に読むぶんには結構イケる。仕事の息抜きにちょっと電子書籍を読む用途にも向いているかもしれないと思った。

新モデルを購入、だが2年を隔ててCPUやメモリは同じ?!

 Fireを使うアイデアが出たところで、少し前にアマゾンからFireの新世代モデル(名称は「Fire 7」)が発売されたというプレスリリースが出ていたことを思い出した。商品販売ページを見ると、「さらに軽く、薄くなった」とある。せっかくなので新しい方を使うことにして購入した。筆者が購入したのは8GBモデル。プライム会員のクーポン価格で4980円で購入できた。