先日、この連載で「小さいスマホ復権!? 私がiPhone SEの購入を決めたワケ」という記事を書いた。小さいサイズのスマホを好む筆者は、ストレージの空きが少なくなりスペックがやや見劣りするようになったiPhone 5sを、新しくアップルから発売された「iPhone SE」にリプレイスしようともくろんだ。

「1カ月待ち」で届いたiPhone SE

 iPhone SEとは、3月31日にアップルから発売された最新のiPhone。SEとは「Special Edition」の略で、iPhone 6やiPhone 6sのように数字の付くモデルとは別扱いの、6シリーズからすれば小型で安価な特別モデルだ。

 16Gバイトと64Gバイトの2種類のストレージモデルが用意されていて、ローズゴールドなど4色のラインアップがある。16Gバイトモデルが4万7800円、64Gバイトモデルは5万9800円だ。通常モデルのiPhone 6sが16Gバイトモデルで7万8800円、iPhone 6s Plusが16Gバイトモデルで8万9800円というところからするとずいぶんと求めやすくなっている(価格は全て税別)。

 コラムにも書いた経緯で、4月27日にSEを注文した。筆者は、先代の5sのときに16Gバイトモデルを選択し、ストレージ容量の少なさに困り果てたから、64Gバイトモデルを選んだ。これが届いたのはほぼ1カ月後の5月26日だった。この5月末あたりからアップルストアでの注文品が間に合い始めたらしい。

 この原稿の執筆時点で、Apple StoreでのiPhone SEの「お届け予定日」は今日午後3時までの注文で明日、となっていて、順調に供給は行われているようである。ただし、キャリアでの供給はまだまだ間に合っていない、という話も聞く。

図1●iPhone SEのアップルの購入ページ。一時期は1カ月、2カ月待ちだったが、最近は供給が間に合っているらしく、今日(執筆時)の購入で明日届く予定が書かれている
図1●iPhone SEのアップルの購入ページ。一時期は1カ月、2カ月待ちだったが、最近は供給が間に合っているらしく、今日(執筆時)の購入で明日届く予定が書かれている
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 届いたiPhone SE、サイズ、重さ、外観はほとんどiPhone 5s。並べるとまるで「双子」のようである。ただし、筆者の選んだ「ローズゴールド」ならiPhone 5sにはない色のため、ひと目でSEと分かるだろう。

 裏の「iPhone」表示の下に「SE」と書かれているとか、エッジの処理など細かい違いはあるものの、同じ色で機種変更したら、周囲の人には分からない。家人に内緒でヘソクリで買い換えてステップアップ、なんてことも不謹慎だが可能かもしれない。

図2●筆者のiPhone SE(左)とiPhone 5s(右)。見た目はそっくりでまるで「双子」のよう
図2●筆者のiPhone SE(左)とiPhone 5s(右)。見た目はそっくりでまるで「双子」のよう
(撮影:青木 恵美、以下同じ)
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