前回、この新年早々の元旦に行われる「うるう秒」について書いた。過去、このたった1秒の挿入で、過去様々なトラブルがあったりもして、さらに今回、元旦という休日に行われることから、筆者は懸念を抱いていた。大晦日は遅くまで夜更かしして明け方に寝たものの、うるう秒が心配で目が覚めてしまった。
前回のコラムにも紹介した「日本標準時」のページをiPhoneで見守っていた筆者は、うるう秒の瞬間を偶然キャプチャーできた。キャプチャーが撮れたのが運がいいのか、もしくは元旦早々、ここで多少なりとも運を使ってしまったのか……。
Twitterのタイムラインでも、うるう秒を見守る人が結構いた。その中で、NICT本部(東京都小金井市)研究本館に設置している「日本標準時大型表示装置」を見に行っていた人もちらほら見かけた。そのイベントは、NICTのページで告知していたものだ。
うるう秒の瞬間近辺はそんな感じだったが、筆者はしばらくTwitterなどの情報を見守って、さしたるトラブルもなさそうなことを確認して再び「寝正月」を決め込んだ。
やはり、ネットやサービスのトラブルが起こると困る
うるう秒には混乱はなかったものの、新年を迎えた筆者が心配するのは、これだけ様々な情報収集やコミュニケーション、エンタテインメントなどをネットに頼っている昨今、インターネットの回線や主要サービスがトラブルで止まったり、災害レベルで絶たれたりしたら、一体どうなるのだろうか、ということ。世の中には悪意ある人もいて、ハッキングなど、何が起こるか分からない部分もある。
そういえばTwitterはたまに30分とか1時間とか、つぶやけなかったり、タイムラインのツイートが取得できなかったりもするが、それだけでだいぶうろたえてしまったりもする。
たまに、自宅のブロードバンド(光回線)がメンテナンスやトラブルで通じないときがある。以前、仕事用のデスクトップパソコンで原稿を書いてる最中に、突然ネットが通じなくなって途方に暮れたことがある。最初は何が起こっているかも分からなかったが、スマホのLTE回線を使って情報収集したら、地元のNTT回線のトラブルだった。