「情報システム開発の工期は当初計画より短縮できる」。こう言われたら「無理に決まっている。当初決めた期日に間に合わせるだけで精一杯」と反論したくなる。だが、あえて工期の短縮に挑み、成果を挙げた企業が出てきている。『ザ・ゴール』の著者、故エリヤフ・ゴールドラット氏が開発した「CCPM(クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント)」を実践した企業の事例とCCPM適用の勘所を紹介する。
連載
プロジェクトの工期は短縮できる
目次
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[工期短縮の鍵]組織風土も経営も変える
システム開発の工期を短縮できる手法としてCCPM(クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント)」がある。成果を出すには、単なるツールや手法の導入としてではなく、組織風土を含めたマネジメント全体を変える取り組みとして取り組む必要がある。
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[工期短縮の鍵]すべての準備をしない限り仕事を始めない
CCPM(クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント)によって、システム開発の工期を短縮した企業が出てきている。連載3回目は、実践企業が取り組んだ工期短縮の鍵として、タスクを始める前に準備を万全にする「フルキットの徹底」を解説する。
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[工期短縮の鍵]PMは「やりくり上手」だけでは不十分
システム開発の工期を短縮できる手法「CCPM」を実践し、成果を挙げた事例を紹介する。工期を短縮できた企業は、1人が一つのタスクに集中する「シングルタスキング」が重要だと指摘する。複数のタスクを上手にやりくりしてもなかなか工期を縮められない。
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[工期短縮の鍵]スケジュールを“攻める”
「情報システム開発の工期は当初計画より短縮できる」。こう言われたら「無理。当初決めた期日に間に合わせるだけで精一杯」と反論したくなる。だが、工期の短縮に挑み、成果を挙げた企業が出てきている。その実例と取り組みの勘所を紹介する。
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