2015年12月にストレスチェック制度が始まった。iSRF(ITスキル研究フォーラム)は同制度の簡易調査票+独自設問でITエンジニア600人を対象にストレスチェックの実態を調査した。同制度の概要とともに調査結果を紹介する。
ITエンジニア600人ストレスチェック実態調査
目次
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[7]IT業界では上司からも同僚からも支援が得られない
この連載では、NPO法人ITスキル研究フォーラム(iSRF)がITエンジニアを対象に実施したストレスに関する実態調査の結果を紹介している。本連載は今回が最終回となる。「仕事のストレス判定図」を利用して、ストレスチェック調査の結果を全国平均と比べてみたい。
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[6]月240時間以上労働、年収350万~500万円の層ほど高ストレス
この連載では、NPO法人ITスキル研究フォーラム(iSRF)がITエンジニアを対象に実施したストレスに関する実態調査の結果を紹介している。今回は高ストレスになる個人的要因として、生活習慣とその他の要因に触れることにしたい。加えて、今回の調査対象とした集団の属性別にストレス要因、ストレス反応、サポー…
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[5]エンジニアの36%は退職リスクが「高」
この連載では、2015年12月に始まったストレスチェック制度に関連して、NPO法人ITスキル研究フォーラム(iSRF)がITエンジニアを対象に実施したストレスに関する実態調査の結果を紹介している。今回は高ストレスになる個人的要因の三つめとして、モチベーション(やる気)に焦点を当てる。
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[4]従順度が高く、対人関係調整力が低い人ほど高ストレスになりやすい
ストレスがあると感じるかどうかは個人の性格により異なる。こうした実感をお持ちの方は多いだろう。実際、ストレス要因がストレス反応を引き起こしやすい人もいれば、それほどではない人もいる。一般的にストレスに弱い性格、強い性格などという。
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[3]ストレスに弱いITエンジニア、ベテランほど感情が不安定に
この連載では、2015年12月に始まったストレスチェック制度に関連して、NPO法人ITスキル研究フォーラム(iSRF)がITエンジニアを対象に実施したストレスに関する実態調査の結果を紹介している。今回から数回にわたり、高ストレスになる個人的要因を取り上げる。今回は「ストレス耐性」に関する調査結果を…
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[2]ITエンジニアが「高ストレス者」になる割合は平均の約2倍
2015年12月1日、改正労働安全衛生法が施行された。ここで始まったのが、いわゆるストレスチェック制度である。ITスキル研究フォーラム(iSRF)は、ITエンジニアを対象にストレスに関する実態を調査した。今回は「職業性ストレスモデル」と、高ストレス者の実態を見ていく。
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[1]最大のストレス要因は対人関係よりも「仕事の負担」、同僚のサポートを得られず
2015年12月1日、改正労働安全衛生法が施行された。ここで始まったのが、いわゆるストレスチェック制度である。ITスキル研究フォーラム(iSRF)は、ITエンジニアを対象にストレスに関する実態を調査した。本連載ではストレスチェック制度の解説と併せて、調査結果から浮かび上がるITエンジニアのストレス…