複数のPCから参照するデータは1カ所にまとめておきたい。そうしたニーズに応える周辺機器がNASだ。ビジネスで使うNASはどういった点を気にして選べばよいのか、基本的な知識から設定の概要までを解説する。
連載
仕事で使うNASはどう選ぶのか
目次
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故障や脅威からデータを守る、NASの自動バックアップを使う
電源部分やインタフェース部分、内部のチップなど、NAS自体が壊れることもある。復旧可能な台数以上のドライブが同時に壊れてしまえば、RAIDを組んでいてもファイルは失われてしまう。そうした事態に備えて、NASに保存したファイルをバックアップすることも重要だ。
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NASを安全に使う、アクセス制限設定のポイント
複数のユーザーを抱える小規模事業所に導入するなら、部門や利用者単位でのユーザーアカウントの登録や、その権限設定を行わなければならない。今回はこのユーザー管理の重要性と、その方法を紹介する。
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NASの使い始め、まずは基本的な設定を押さえる
今回は、NASを導入するまでの手順を紹介する。各社ともに分かりやすい導入ウィザードを用意しており、画面の指示に従うだけで、LAN内のユーザーが利用できる共有フォルダーを作成できるようになっている。
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NAS選びで知っておきたいドライブの種類とRAIDの基本
前回は、小規模事業所でデータを共有するならHDDを複数台内蔵するNASがお薦めであると紹介した。複数のHDDを内蔵するNASでは、RAIDという技術を使ってファイルを安全に保管する仕組みが使えるからだ。今回はこのRAIDの基礎知識を解説する。
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業務で使える今どきのNAS、選び方のポイント
企業であれば、社員同士や取引先とファイルをやりとりする機会は多いだろう。ファイルのやりとりで一番単純なのは、USBメモリーやDVD/BDなどの外部メディアを使う方法だ。しかし、ファイルをやり取りするたびにUSBメモリーなどを着脱するのは面倒だ。本特集では、現場の判断で導入できる規模感の業務向けNA…
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