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 花火?宇宙?あるいは深海の生物?これらの神秘的なものは、何でしょう?これは、ビッグデータの分析ソリューションを提供するテラデータに所属し、世界各地で活躍するデータサイエンティストが、ビッグデータの分析結果をアートにしたものです。

 現在、あらゆる人やモノ、プロセスがデジタル化され、ビジネスで活用できるデータ量が爆発的に増加してきています。このような状況でデータ活用の重要性は分かっているけれど「今まで分析経験がない」「ITの知識がない」といった人は多いことでしょう。ですが、こんなアートであれば、直感的に分析結果を理解して、ビジネスで活用しやすくなると思いませんか?

 難解な内容になりがちな自動車ローンの融資に関する分析や、スコッチウイスキーの味の類似性まで、テラデータでは数年前から、実際の顧客企業のデータ※注を分析。その結果を「Art of Analytics(アートオブアナリティクス)」としてデザインにすることで、データ分析の有効性や適用分野の多様さ、さらには分析の面白さを訴求しています。

 海外の顧客企業の中には、今までの“経験と勘”でなくデータで実証された結果を基に活動する風土を根づかせるために、社内でこのアートオブアナリティクスの展覧会を行ったケースもあります。

 アート作成にはいずれも、ビッグデータ分析プラットフォーム「Teradata Aster(テラデータ・アスター)」を使っています。普段はデータサイエンティストや、金融、小売、製造など業種に特化したコンサルタントとして活躍するスペシャリストが、アーティストに変身し、分析結果を表現しました。

 Asterは、センサーデータ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、Webログ、などの非構造化データを分析する際、データ準備から、分析、ビジュアライゼーションまでの全プロセスを効果的・効率的に支援します。非常に大量のデータに対して、試行錯誤しながら何度も分析を行う必要があるときには、コンピュータを並列化させての分析が可能です。スピーディーに処理ができることから、国内外の様々な顧客企業に導入されています。

※注 これらのアートの作成に当たっては、顧客企業に許可をもらってデータを分析しています。また、分析対象のデータには、エンドユーザーの方々の個人情報について、匿名化を施しています。