2016年は、デジタルテクノロジーを活用し、新たなビジネスモデルの創出に変換していく「デジタル・トランスフォーメーション」が、ビジネスや社会において注目すべき大きなテーマとなる。フロスト&サリバンでは、2016年に産業を大きく変革する5つの主要なテクノロジーを特定し、これらが2016年以降に既存のビジネス構造を大きく変化し、全く新しいビジネスモデルを生み出すと予測している。
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アナリストが語る 2016年はこの技術が輝く
目次
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IoTが真っ先に変えるのは「農業」だ、富士通の「獺祭」支援はその先駆け
IoT(Internet of Things)関連の支出額は、2015年も引き続き世界中で急速に伸びている。IoTのソリューションとサービスの世界全体での支出額は、400億米ドルを上回っている。フロスト&サリバンでも、2016年に農業分野でのIoTの活用に大きな動きが見られると予測している。
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三菱が口火を切った自動運転技術、メーカーと自動車保険を大きく変える
1992年、三菱自動車工業は主力製品の高級乗用車「デボネア」に、最先端の車間距離警報システムを初めて導入した。この技術は、今後10年間で500億米ドル規模の市場を形成することが見込まれる自動運転技術の基礎を築いた。
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ブロックチェーンは金融業界や社会を変革できるか
ブロックチェーンは、デジタルの世界に長らく存在する根本的な問題を解決する新たなソリューションである。問題とは、インターネット上の信頼度の低いネットワークを通じてやり取りする際の信頼性の構築、多数のデバイスの間で完全なデータを同時に共有する方法、といったことだ。
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人工知能が変化させるビジネス環境、ソフトウエアの価値はゼロになる?
我々フロスト&サリバンは、人工知能(AI:Artificial Intelligence)が今後新しいビジネスモデルと市場機会を創出するという見通しに確信を持っている。各国政府は、納税者の税金の価値を最大限に生かすために、人工知能の活用に取り組むべきだ。
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バーチャルリアリティと拡張現実が変革するビジネスの未来
2016年は、デジタルテクノロジーを活用し、新たなビジネスモデルの創出に変換していく「デジタルトランスフォーメーション」が、ビジネスや社会において注目すべき大きなテーマとなる。フロスト&サリバンでは、2016年に産業を大きく変革する5つの主要なテクノロジーを特定し、これらが2016年以降に既存のビ…
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