世界累計3000万人が遊ぶスマホゲーム「モンスターストライク(モンスト)」。そのITインフラには、「オープン」「オンプレミス」「オペレーション」という三つのこだわりがあった。モンストを例に、大規模システムのインフラ構築・運用の勘所をひもとく。
連載
ミクシィが明かす「モンスト」を支えるシステムの全貌
目次
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モンストは「一人二役エンジニア」が支える:安定運用が生命線
24時間365日、ストレスなく利用できる。ミッションクリティカルなシステムにとって当たり前のようだが、スマホゲームである「モンスターストライク」にとっては何より切実な問題だ。そのために敷いたのが、エンジニアの「一人二役」体制。一人の穴を必ず誰かが埋められる組織で、安定運用を支える。
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モンストは「オンプレ」が支える:クラウドよりも安い
クラウドよりもオンプレミスの方が安上がり――。一見すると常識に反するスタイルを、「モンスターストライク(モンスト)」のシステムは貫く。大規模なインフラを自社で開発・運用するスキルがあれば、中長期的にはオンプレミスの方が安く付くとの考えからだ。
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モンストは「オープン」が支える:OSSしか使わない
「モンスターストライク」のシステムを構成するソフトは、原則としてオープンソース・ソフト(OSS)だ。コスト削減はもちろん、自由な強化・改良が可能な点が、絶えず進化するスマホゲームのインフラに最適と判断した。
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