「さすがフランス製」と思わず口に出してしまうほど特徴的なデザインを持つのが、仏パロットの最新機種「Bebop 2」だ。同社は2010年ごろからドローンを販売してきた。ドローン業界でも、歴史が古い。
パロットが最初に発表したのは「AR.Drone」だ。発表と同時にドローンの草分け的存在となった。機能、デザインの両方の意味で時代をリードする機体だった。
最新のBebop2の機体デザインはAR.Droneとは変わり、流線型となった(写真1)。赤と白の2色のモデルを持つ。現在のテクノロジーで、市販のドローンに搭載可能な機能を凝縮している。筆者は、市販で価格10万円以下の製品では「ベストドローン」といっても過言ではないと考える。