Windows 10では、標準で付属する主要なアプリの多くが一新されている。スマホ向けの「Windows 10 Mobile」と共通して利用できる「ユニバーサルWindowsアプリ」になっており、タッチ操作で使いやすい設計になっている。

 しかし、Windowsスマホと連携させるのでなければ、これらのアプリがパソコンユーザーにとって必ずしも最適とは限らない。一方、DVDビデオ再生のように、Windows 7の付属ソフトなら普通に使えていたが、標準の付属アプリだけでは使えなくなった機能もある。

 今どきは代替できるフリーソフトの選択肢が充実している。標準にこだわらず、自分にとって便利なアプリをインストールしてWindows 10を使いこなそう。

 代替アプリをインストールしたら、「設定」→「システム」→「既定のアプリ」で設定を変更しておく(図1)。既定のアプリとは、特定の種類のファイルを開くとき自動的に使用するという指定だ。

●標準的に使うアプリは「既定のアプリ」で変更できる
●標準的に使うアプリは「既定のアプリ」で変更できる
図1 「設定」→「システム」→「既定のアプリ」画面を表示させた(左)。現在の既定のアプリをクリックまたはタップすると、インストール済みアプリにある置き換え候補を選べる(右)
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 Windows 10で既定のWebブラウザーは「Edge」だ。従来との互換性を重視するならInternet Explorer(IE)を既定に変更してもよい。