Windows 10では新開発された「Edge(エッジ)」が標準のWebブラウザーになっている。Windows 8.1までの標準Webブラウザーだった「Internet Explorer(IE)」も残っているが、スタートメニューの中でかなり分かりづらい位置にある(図1)。

●IEは標準だと起動しづらい場所にある
●IEは標準だと起動しづらい場所にある
図1 標準設定だと、Edgeはスタートメニューやタスクバーに分かりやすくピン留めされている。IEを起動するには「すべてのアプリ」→「Windowsアクセサリ」をたどる
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 Edgeは高速かつ多機能だが、IE向けに作られたWebページが非対応の場合がある。従来のWindowsでIEに不便を感じていなかったら、当面はIEを使い続けても構わない。起動しやすい場所に「ピン留め」するほか、「設定」で「既定のアプリ」をIEに変更しておこう(図2)。

●「既定のアプリ」をIEに変更する
●「既定のアプリ」をIEに変更する
図2 「設定」→「システム」→「既定のアプリ」を開き、WebブラウザーをIEに変更する
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 一方、Edgeを利用するなら、IEの「お気に入り」をEdgeに取り込んでおこう(図3)。

●Edgeに「お気に入り」を取り込む
●Edgeに「お気に入り」を取り込む
図3 Edgeの「詳細」メニューから「設定」→「お気に入りの設定の表示」を選んでIEからの「インポート」を実行する
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