EdgeやIE以外のWebブラウザーを選ぶ場合、筆頭候補はグーグルが提供する「Chrome」だ。Googleアカウントでログインすることで、ほかのパソコンやスマホ、タブレットのChromeと同期し、ブックマークや履歴を共有できる(図1)。
Webブラウザーにさまざまな機能を追加できる「拡張機能」が使えることも大きな魅力だ。標準で用意されていない機能でも、対応する拡張機能があれば、自分好みにカスタマイズできる(図2)。なお、拡張機能が使えるWebブラウザーとしてはFirefoxも知られている。Edgeも対応を表明しているが、現時点では用意されていない。
グーグルのサービスに便利
Googleアカウントは「Gmail」や「Googleマップ」など、グーグルが提供する人気の高いWebサービスと共通であることのメリットもある。例えば、ブックマークバーの「アプリ」ボタンからWebサービス一覧を表示して素早くアクセスできる(図3)。プライバシー設定などもまとめて管理できるので、グーグルのWebサービスを多用しているユーザーには何かと便利だ。
Chromeを利用するには、公式サイトからダウンロードしてインストールを実行すればよい(図4、図5)。Windows、MacのOS X、Linux、Android、iPhone/iPadのiOSなど、各種のOSに対応している。
スマホやタブレットを含めれば、たいていのパソコンユーザーは、複数の機器を所有している。さまざまなOSで同じように利用できるWebブラウザーであることも、Chromeの大きな強みといえるだろう。