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沸騰・シェアリングエコノミー

熱帯びるカーシェア、最大手のパーク24に新興勢力が台頭

玉置 亮太=日経コンピュータ、村松 洋兵/山端 宏実/広沢 まゆみ/花田 亮輔=日本経済新聞社 2016/03/02 日経コンピュータ

 シェアリングエコノミーの中でも活況を呈しているのがカーシェアの分野だ。リクルートや米ウーバーが、地方自治体と組んで高齢者向けカーシェア事業を開始。パーク24をはじめとする駐車場大手は全国に張り巡らせた拠点の規模とシステム開発力を生かす。

あいあい自動車を利用する北住さん(左)は「車内が地域の社交場にもなる」と語る
[画像のクリックで拡大表示]

 「はい、着いたよ、気をつけてね」「ありがとう、帰りもよろしくね」。三重県三重郡の菰野町。病院に着いた自動車から女性が降りてきた。運転手の北住多喜生さんは、女性を見送るとタブレット(多機能携帯端末)を取り出した。

 画面には北住さんあての「配車予約」が並んでいる。「次は11時に○○さんのお宅か」。確認を終えると、北住さんは再びクルマを出した。

運転手用タブレットで予約状況を確認する
[画像のクリックで拡大表示]

 北住さんはタクシー運転手ではないし、女性の親族でもない。菰野町が運営する、高齢者や障害者向けのカーシェアリングサービス「あいあい自動車」の登録運転手だ。

 利用者がタブレットを使って日時と場所を予約すると、登録運転手の中から都合の合う運転手が当日、利用者を自宅まで迎えに行く。利用するのは町がメーカーからリースで調達した共用車だ。

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