Dellのノートパソコンには、「Inspiron」と「XPS」がある。一般的なノートパソコンがInspironシリーズ、ハイエンドノートがXPSシリーズだ。

 このうちXPSシリーズは、12.5型の「XPS 12」、13.3型の「XPS 13」、15.6型の「XPS 15」の3種類がある。どれも4K液晶を搭載しており、高解像度表示が可能なのが特徴だ。

 ここではXPSシリーズから、タブレットとキーボードが分離できる2in1タイプのノートパソコン、XPS 12に注目した。

 XPS 12は1モデルだけで、直販モデルでは搭載OSをWindows 10 HomeからWindows 10 Proに、キーボードの配列を日本語配列から英語配列に変更できる。

 CPUは、Core m5-6Y57を搭載する。Core m5-6Y57は開発コードネーム「Skylake」第6世代Coreアーキテクチャを採用した、タブレットや小型ノートパソコン向けCPUだ。ノートパソコン向けのCore i3/i5/i7よりも低消費電力で動作する。

 動作周波数は1.1GHzだが、負荷時にCPUの余力があるときはターボブースト機能により最大2.8GHzで動作する。2コアCPUで、ハイパースレッディングにより4スレッドの同時処理が可能だ。

 メモリーは8GBで変更はできない。起動ドライブは、256GBのSSDを搭載する。接続方式はSerial ATAだ。

XPS 12は12.5型の2in1パソコン。キーボードは着脱式で、タブレットとしても活用できる
XPS 12は12.5型の2in1パソコン。キーボードは着脱式で、タブレットとしても活用できる
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XPS 12は1モデルのみ。直販では、OSとキーボード配列を変更できるが、それ以外のカスタマイズはできない
XPS 12は1モデルのみ。直販では、OSとキーボード配列を変更できるが、それ以外のカスタマイズはできない
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