ビジネスシーンでも、素早く手軽に連絡が取り合えるチャットツールの活用が広がっている。個人向けの「LINE」を業務に利用するケースもあるが、ビジネス利用に特化したチャットツールも出そろってきた。四つのチャットツールを題材に、チャットがビジネスをどう変えるのかをレポートする。
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連載
私用LINEの業務利用はこれで止める
目次
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[4]Wantedlyがビジネスチャット「Sync」を投入した理由
人材情報SNSサービスのウォンテッドリー(Wantedly)は2016年1月にビジネスチャットサービス「Sync(シンク)」を始めた。最後発ながら、同社は既にビジネス分野で顧客基盤を持ち、ユーザーにとってなじみ深いという強みがある。
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[3]シンプルだから使われる、9万社が導入する「チャットワーク」
「いつまで待っても、決定版のビジネスチャットツールが出てこない。だったら自分たちで作るか! となって、開発が始まった」。こう話すのは、ChatWorkの山本敏行代表取締役社長だ。
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[2]技術者を魅了する「Slack」とは?
無数にあるビジネスチャットツールの中でも、特にシステム技術者向けで頭角を現しているのが米スラック・テクノロジーズの「Slack」である。日本に営業拠点や代理店はなく、ユーザーインタフェースは英語だが、それでも日本で利用企業が広がっている。人気の理由はどこにあるのか。
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[1]ついに登場した“ビジネス版LINE”、「Works Mobile」
LINEはビジネスシーンで活用が進むが、業務利用にはリスクがある。こうした状況を受けて、企業向けチャットツールの開発が活発化している。四つのツールを題材に、チャットがビジネスをどう変えるのかレポートする。