LINEは多くのユーザーがいるサービスだけに、なりすましや情報漏洩などが話題になったときの影響も大きい。運営するLINEは、サービスにおけるセキュリティ対策にどのような考えで取り組んでいるのか。同社の取り組みについて、マーケティングコミュニケーション室の金子 智美氏に話を聞いた。
トークなどを盗み見られないために、LINEユーザーはどんな対策を実施すべきか。
まずは、LINEを利用するスマートフォンにスクリーンロックを掛けることだ。さらに安全性を高めたければ、LINEのアプリにもパスコードを設定する。
さらに、パソコンやiPadでもLINEを使うならメールアドレスとパスワードを適切に設定することが重要だ。この「3重の鍵」を掛けることで、より安心してLINEを利用できるはずだ。
こうした対策については、ブログやTwitter、全国で実施している講演会やワークショップなどでも説明している(図1、写真)。「スマートフォンは家のようなもの。パスワードという鍵をしっかり掛ける必要がある」といった例えをすることもある。
ユーザーがスマートフォンそのものを安全に扱うことが基本原則。これは、LINE以外のアプリやサービスでも同じことだ。