LINEから情報が漏れてしまうのは、端末やアプリを勝手に使われるケースばかりではない。LINEを適切に使っていても、「友だち」と呼ばれる会話相手側から、トーク(会話)内容が流出してしまうことがある(図1)。
トークの内容は、参加者しか閲覧できない仕組みになっている。つまり、会話が流出するとすれば、トークの参加者からということになる。
トーク参加者が勝手に漏らす
トークの参加者からの漏洩で注意したいのは、1対1のトークよりは、3人以上のユーザーが参加するトークの場合だ。LINEのトークは基本的に1対1だが、さらに自分の「友だち」をトークに招待し、参加させることができる。
もし1人だけを相手にしている感覚でプライベートな話題や秘匿すべき情報を書き込んでしまうと、適切でない相手にまで情報が伝わる。そこから、情報が外部に漏れる危険性がある。