LANの定番トラブルであるブロードキャストストームが起こる原因の大半は、ケーブルの誤接続だ。

 ブロードキャストストームとは、LAN内でブロードキャストフレームが消えずに何度もぐるぐる回りトラフィックを増やす現象。ネットワークの帯域を使い尽くし通信不能になるため、ブロードキャストの嵐(ブロードキャストストーム)と呼ばれる。

 こういったトラブルを防ぐ単純かつ効果的な方法がある。何らかの方法でスイッチの空きポートを塞いでしまうのだ()。

ユーザーがLANケーブルを挿せないようにする
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ユーザーがLANケーブルを挿せないようにする
ネットワークのトラブル防止だけでなく、空きポートの無断使用を防げるのでセキュリティの強化にもつながる。写真はエレコムの「LDLOCK/HUB03」という製品