家電がスマートフォンの力を借りて、飛躍的な進化を遂げようとしている。従来と機能やデザインが同じ家電でも、スマホと連携することで、通信機能や新たなユーザーインタフェース、センサーなどが利用できるようになる。
日々の暮らしを一変させかねない、「スマホ家電」の最新動向をレポートする。
家電がスマートフォンの力を借りて、飛躍的な進化を遂げようとしている。従来と機能やデザインが同じ家電でも、スマホと連携することで、通信機能や新たなユーザーインタフェース、センサーなどが利用できるようになる。
日々の暮らしを一変させかねない、「スマホ家電」の最新動向をレポートする。
ヘルスケア分野で、今相次いで新しい製品が登場し製品数も多いのが、「活動量計」だ。歩数計をよりも多くの指標を計測できる機器だ。スマホと連携する活動量計の多くは、リストバンド型である。
今回紹介する「生活家電」は、最も“迷走”しているカテゴリーといえるかもしれない。「IoT時代の生活家電のあり方」の方向性がまだ定まっていないのだ。
スマホと家電の連携が進む中で、今最も注目されているカテゴリーの一つが「ホームオートメーション」だろう。家電や建物内の機器をネットワークに接続し、スマホなどから制御、管理するというものだ。
AV機器は最もスマホとの連携が進んでいるカテゴリーだ。デジタル機器同士で親和性が高いことも一因としてはある。しかしそれ以上に、多くの白物家電などと違って、テレビ画面や液晶ディスプレイを通じて操作ができるため、よりインテリジェントな機能や便利なサービスが求められていることが、大きな理由と考えられる。
一昔前までは「テレビがリビングの中心」などと言われていた。しかし今や、スマートフォン(スマホ)が我々の生活の中心になっている、といっても過言ではない状況だ。