「画面デザインはセンスのある人が担当するべきもの」「制作後に文句が出て手戻りが発生しやすい」――UI(ユーザーインタフェース)デザインに苦手意識を持つシステムエンジニアは少なくないといわれる。
しかし、情報システム部門への支援経験が豊富なソシオメディアによれば、「UIデザインは感性だけの領域ではない。むしろ7割が論理で決まる世界だ」という。
UIデザインの良しあしを理解でき予算を守れるようになりたいシステムエンジニアに向けて、ソシオメディアが基礎知識を解説する。
「画面デザインはセンスのある人が担当するべきもの」「制作後に文句が出て手戻りが発生しやすい」――UI(ユーザーインタフェース)デザインに苦手意識を持つシステムエンジニアは少なくないといわれる。
しかし、情報システム部門への支援経験が豊富なソシオメディアによれば、「UIデザインは感性だけの領域ではない。むしろ7割が論理で決まる世界だ」という。
UIデザインの良しあしを理解でき予算を守れるようになりたいシステムエンジニアに向けて、ソシオメディアが基礎知識を解説する。
今回は手戻りや予算オーバーを防ぐ段取りの教訓について解説します。これまでソシオメディアが経験してきた事例の中で、スムーズにUIデザインのプロジェクトが進まなかった類型的なケースから、3つ取り上げます。
ユーザーに対して、「現在地」すなわち「今見ている画面がシステム全体のどこにあるのか」という概念的な場所を示すもの、それから次の目的地、そこへの移動方法を示すもの、それがナビゲーションです。ナビゲーションのモデルとしては、4種類あります。
皆さんが作るシステムとかアプリケーションが、一般的なイディオムに当てはまらないことも多いと思います。その場合は、独自のイディオムを作らないといけない、既存のものを応用しながら自分たちで考えて作らないといけないということになります。
UIデザインはどうやって作っていくのか、というデザイン基礎の中で、まず「UIにもイディオム(慣用表現)がある」というトピックから始めたいと思います。UIデザインの領域のイディオムとは、操作と表現の組み合わせに関する慣用表現です。