変革プロジェクトで最も悩ましいテーマの1つが、抵抗勢力との対峙の仕方である。何かを変えようとすると必ず反対派が出てくる。対応を間違えると抵抗勢力になり、プロジェクトは失敗に終わる。抵抗勢力との向き合い方に失敗/成功するとどうなるか。結果を先に見ていこう。
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抵抗勢力との向き合い方
目次
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第8回 敵を作らない会議の進め方と資料作り
プロジェクトの進捗を説明する報告会。漫然とやっていると、思わぬところで反感を買い、敵を作りかねない。プロジェクトの目的を正確、かつ簡潔に説明し、抵抗勢力にも一目置かれる会議のやり方と資料の作り方を学ぼう。
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第7回 「傍観者」を「同士」に変えるには
「プロジェクト?そういえばなんかやってるね。うちには関係ないけど。余計な仕事を増やさないでほしいなあ」。業務改革プロジェクトは時として周辺からこんな風に見られてしまう。無関心な「傍観者」を、ともに変革を進める「同士」に変えるために必要なのことは?
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第6回 身中の敵に注意!チーム分裂を防ぐ
一緒に仕事をしているあの人、何考えてるか分からないよ――。プロジェクトチームのメンバー間のコミュニケーション不全が原因で、チーム内部に抵抗勢力が現れ、プロジェクトが瓦解。こんな最悪のシナリオも現実には多々起こっている。メンバーが1つにまとまり、強いチームになるためには何が必要なのか。
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第5回 抵抗勢力“予備軍”はこう巻き込む
抵抗勢力になりそうな“予備軍”は、あらかじめプロジェクトチームのメンバーに取り込んでしまうのも一手だ。はっきりモノを言う人、ベテラン、社内政治に影響力のある部門――。敵に回すと怖いが、うまく巻き込めばまたとない強い味方になる。
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第4回 「何が何でも反対」にはどう対処?
「とにかくイヤなんだよ!」。感情的になり、非合理的な理屈を振りかざして改革に反対する抵抗勢力。だがこうした人たちにもうまく対応する手段はある。ここで折れると抵抗勢力はさらに強くなり、プロジェクトをつぶしにかかることになりかねない。ここが正念場だ。
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第3回 抵抗が表面化、致命傷を防ぐには
「隠れた抵抗」に対する対応を取り上げた前回に続き、今回は「表に出た抵抗」への対応方法を考える。隠れた抵抗にちゃんと対応すると、一部はそのまま解消してなくなるが、残りは表に出た抵抗に姿を変える。本人も言語化できなかったモヤモヤした違和感がかえって明らかになるからだ。
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第2回 「隠れた抵抗」を見逃すな
前回は変革に付きものである「抵抗のメカニズム」について解説した。今回はまず「隠れた抵抗」の対処方法を紹介しよう。隠れた抵抗は分かりにくいが、これを見逃すと、プロジェクトは「ちゃぶ台返し」を食らうことになる
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第1回 変革に抵抗はつきもの、まずメカニズムを知ろう
変革プロジェクトで最も悩ましいテーマの1つが、抵抗勢力との対峙の仕方である。何かを変えようとすると必ず反対派が出てくる。対応を間違えると抵抗勢力になり、プロジェクトは失敗に終わる。抵抗勢力との向き合い方に失敗/成功するとどうなるか。結果を先に見ていこう。