アップグレードインストールでもクリーンインストールでも、作業の途中で致命的なトラブルが起こると、データを喪失したり、パソコン自体が起動しなくなったりする可能性がある。万が一に備え、「システムイメージ」のフルバックアップがあると安心だ。

 システムイメージとは、Windowsが動作するために必要なドライブを丸ごとコピーしたデータのこと。トラブルなどでパソコンが動作しなくなった場合でも、システムイメージを書き戻せばパソコンの状態を復元することが可能になる。

 Windows 7でシステムイメージをバックアップする場合は、コントロールパネルの「バックアップの作成」→「システムイメージの作成」から行える。一方、Windows 8.1の場合は、コントロールパネルの「ファイル履歴でファイルのバックアップコピーを保存」→「システムイメージバックアップ」から行う(図1~図6)。

●「コントロールパネル」で「システムイメージバックアップ」
●「コントロールパネル」で「システムイメージバックアップ」
図1 Windows 8.1のコントロールパネルを開き、「ファイル履歴でファイルのバックアップコピーを保存」をクリック
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図2 ファイル履歴画面の左下にある関連項目の「システムイメージバックアップ」をクリックする
図2 ファイル履歴画面の左下にある関連項目の「システムイメージバックアップ」をクリックする
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